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とりあえずてきとーに。

藤井聡太四段、加藤一二三九段との対戦を制す

 今年10月に14歳2か月の史上最年少棋士となった藤井聡太四段(14)が24日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦6組ランキング戦1回戦で現役最年長棋士加藤一二三・九段(76)に110手で勝ち、デビュー戦を白星で飾った。(スポーツ報知)

 

 14歳2ヶ月で史上最年少棋士となった藤井聡太四段と、従前の記録(14歳7ヶ月)を持っていた現役最高齢棋士加藤一二三九段との歴史的対戦が実現しました。

 

 前の記事でこんなコトを書いていたのですが…

 

zawa.hatenablog.com

 

 加藤一二三九段は現在C級2組で降級点2。今年のシーズンで降級点がつくとフリークラスに降格で引退扱いとなり、リーグ戦で藤井新四段との対戦がなくなってしまいます。77歳シーズンでの現役棋士という史上最高齢棋士となることも断たれてしまいます。

 19世紀生まれ、20世紀生まれ、21世紀生まれの3世代棋士との対戦をすべく、何とか踏みとどまっていただきたいものです。

 

 順位戦より先に行われる竜王戦のランキング戦という場でこの対戦が実現したこと、本当に嬉しく存じます。

 

 この対戦で作られた記録は…

 ・最年少対局 藤井聡太 四段

 ・最年少勝利 藤井聡太 四段(14歳4ヶ月)

 ・最高年齢差対局 加藤一二三 九段、藤井聡太 四段(62歳6ヶ月差)

 また加藤一二三九段は21世紀生まれの藤井聡太四段と対局したコトで、19世紀生まれ(野村慶虎七段)、20世紀生まれ(その他多数)、21世紀生まれ(藤井聡太四段)の3世代棋士との対戦を達成することとなりました。負けてなおすばらしい記録であります。

 

 あとは順位戦ですね…。12月25日現在で加藤一二三九段はC級2組で1勝6敗。現在降級点が2ある状態ですので、あとの3戦全勝しないとフリークラスへの降級からの定年引退ということになってしまいます。

 なんとか加藤一二三九段には踏ん張っていただきたい。そう熱望するばかりであります。

 がんばってもらいたいものです。