2015年の漢字は「安」
2015年の世相を一文字で表す「今年の漢字」に「安」が選ばれ、世界遺産・清水寺(京都市東山区)で15日、森清範貫主が特大の色紙に揮毫した。
日本漢字能力検定協会が1995年から公募し、今年で21回目。「安」は応募12万9647票のうち、最多の5632票だった。(読売新聞)
ということで2015年の漢字が決まりました。例年は12月12日の漢字の日だったのでなんか遅いなと感じていたんですが、今年は12月12日が土曜日という事で週末と重なるため人の混雑が予想されるため15日になったとの事です。
「安」ですか。比較的文字的にはネガティブじゃない感じはしますが、「安全保障法制の安」とか「世界的なテロやマンションの杭打ちデータ等による不安」だったりとか、安心、安全関係じゃないという言われ方をするのはどうかって気がしますがね。
その中でポジティブな「安」では今年ブレイクした芸人、とにかく明るい安村氏の「安心してください。履いていますよ。」くらいって言われているのもどうかと思いますが…まぁ、仕方ない事です。
せっかく「安」という文字が今年の漢字となったのですから、来年はもっと平穏な年である事を祈りたいものです。
では、1995年から今年までの「今年の漢字」を並べてみましょうか。
1995年…「震」 1996年…「食」 1997年…「倒」
1998年…「毒」 1999年…「末」 2000年…「金」
2001年…「戦」 2002年…「帰」 2003年…「虎」
2004年…「災」 2005年…「愛」 2006年…「命」
2007年…「偽」 2008年…「変」 2009年…「新」
2010年…「暑」 2011年…「絆」 2012年…「金」
2013年…「輪」 2014年…「税」 2015年…「安」
ところで「今年の漢字」について調べたところ、森清範貫主が書く事が決まりになっているのですが、歴代の清水寺の貫主が書くのじゃないか?という疑問が出たのですが…森清範氏が貫主に就任したのが昭和63年だったので、今年の漢字の行事が始まってから別の人が貫主になっていないという事に初めて気づいた次第で。
しかも、森清範貫主、75歳ですか…まだまだ揮毫しそうですね。いつまで現役で今年の漢字を書くか、そこの点も楽しみに見て行きたいと思います。
…ってここまで書いて、ふと「自分の中の今年の漢字」を書かせて頂きます。
もうね、私の今年の漢字に関しては「厄」という事で決定させて頂きます。
もともと今年は私自身の本厄の年であったわけで、それが一番の理由ではあるのですが、大きな災厄もなく今年も終わるかと思っていたのですが、11月の末から12月の中旬…まぁ数日前まで体調不良で半分寝込んでいたという状況もあり本厄が的中したこともあり、この今年の厄を今年限りで…という願いも込めて「厄」を私の今年の漢字とさせて頂きたく存じます。
お粗末さまでした…