忘れられる権利について 続編
最近言われている「忘れられる権利」について、最高裁の判断が下ったようです。
検索サイト「グーグル」で表示される逮捕歴を削除することの是非が問われた裁判で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は、先月31日付で削除を認めない決定をした。
インターネットの普及に伴い、各地の裁判所で、「忘れられる権利」があるとして検索結果などの削除を求める裁判が多数起こされていたが、同小法廷は決定で、忘れられる権利には言及せず、「検索結果を提供する必要性を、公表されない利益が上回るのが明らかな場合にだけ認められる」とする初の統一判断を示した。(読売新聞)
ということでした。
単純に言えばある程度のモノは認めるけど、重大な犯罪については 消さないよってことですかね。
そう言えば過去にこんなネタを書きました。
内容的にいうと…
・ 2008年に詐欺事件があり、そのホストの名前が四股名っぽかったということでネタにした。
・ ブログ運営会社からの削除依頼
・ 検索結果により記事が残っていることで自分も悪影響だし周りにも迷惑がかかる
まぁ、依頼を受けて削除したのですが、釈然としないものは残ってました。
結局、迷惑をかけているのがブログの記事じゃなくて過去の犯罪を犯したお前だろというのが基本的には私の意見なんですけどね。
で、忘れられたことにより、また何かやらかすのではないか…と社会的に判断されるのは当然だと思ってはいるのですよ。一度だけの過ちで…なんていうことをいう人もいるかもしれませんが、過ちを犯さないで人生を終える人の方が圧倒的に多いわけですのでね。
その釈然としない思いをちょっとだけでも解消してくれた判断ではないかと思います。
改めて法に触れて処罰されるような生活をしないよう、心がけたいと思います。