ざわぶろぐ

とりあえずてきとーに。

松中信彦 引退へ

  昨季限りでソフトバンクを退団した松中信彦内野手(42)が現役を引退することが2月29日、分かった。19年間のプロ野球人生にピリオドを打つことを決意。今日1日、引退会見を行う。昨年10月に退団後、NPBでの現役続行を希望し、他球団からのオファーや入団テストの機会を待っていたが、自ら期限としていた2月末まで話がなかった。(日刊スポーツ)

 2月末までNPB球団のオファーがなく引退決意ですか…BCリーグの武蔵ヒートベアーズからの誘いもあったようですが、断ったとの事。まぁ、この年齢で独立リーグに行ってNPBに戻った例ってのもほとんどないですからねぇ…過去には正田樹山田秋親金森敬之クリス・カーターくらいでしょうか。しかも30代以下での復帰ですからね。40過ぎて独立リーグNPBはほぼ無理なんじゃないかと思われます。

 

 2003年に首位打者打点王の2冠、2004年に三冠王、2005年に本塁打王打点王の2冠、2006年に首位打者と間違いなくこの時期のパリーグの最高の打者でありました。えぇ、ファイターズファンではありましたが、小笠原より上と思ってました。このままどれだけタイトルをとっていくんだ…と思っていたのですが、2009年オフ以降は怪我に悩まされ100試合以上出場する事もなく…2000本安打もほぼまちがいないと思っていたのですが、非常に残念です。

 

 で、小笠原もそうなんですが、松中も1973年生まれ世代で私と同い年なんですよね。昨年末は同年代の小笠原道大松中信彦が引退し、NPB最年長も同じく同年代の三浦大輔になり、メジャーリーグに目を向ければイチローが野手最年長になっているわけで。あと動向がよくわからないですが中村紀洋も同い年。自分たちの世代がついにそんな事になった事についてやっぱり感慨深いものがあります。

 

 とりあえずお疲れさまでした。

 まずは体を休め、いずれ指導者として球界に復帰されることを祈ります。

 

<追記>

 今後は指導者として、3冠王を取れる選手を育てることが目標。1度は監督もしてみたいという。(中略)恩義を感じるホークスに戻りたい希望もあり「育てていただいたので、チャンスがあれば」と思いを語った。(日刊スポーツ)

 

 いずれホークスに戻る事もあると思います。

 その時を楽しみにしたく存じます。