ざわぶろぐ

とりあえずてきとーに。

名古屋ウィメンズマラソンで1秒差の五輪決着

 田中智美(28=第一生命)が小原怜(25=天満屋)とのデッドヒートを制し、2時間23分19秒のタイムで日本人トップの2位でゴールした。小原は1秒差で涙を飲んだ。優勝はユニスジェプキルイ・キルワ(31=バーレーン)で、2連覇を果たした。タイムは2時間22分40秒。(日刊スポーツ)

 以前にこのエントリーを書いたということで、非常に気になったレースでした。

 バーレーンのキルワ選手が強さを見せて優勝したのも含め、やはり五輪切符を争った田中智美(第一生命)と小原怜(天満屋)の1秒を争う最後のデッドヒートはすごかったです。女子マラソン史上に残る名勝負だったのではないでしょうか。そして、その1秒で五輪に近づくか遠ざかるか…その残酷さを非常に感じました。

 

 またこのレースの田中のタイムは2時間23分19秒と陸連の五輪標準記録の2時間22分30秒に届かなかったため福士加代子リオ五輪出場がほぼ内定したとのことです。

 

 日本陸連の尾県貢専務理事は13日、選考レースをすべて終えたリオデジャネイロ五輪女子マラソン代表について記者会見し、大阪国際女子を制した福士加代子(ワコール)について「事実上内定。1枠を満たした」と語った。  福士は日本陸連が設定した記録の2時間22分30秒を突破。代表選考ではこのタイムを突破した選手が優先される。(日刊スポーツ)

 

 五輪代表の選考基準記録を超える選手が2人以上出たら非常に悩ましいところだったでしょうが、それも無くすんなり決まったということで、一番陸連がほっとしたのじゃないか…そんな気がします。

 

 ということで、代表選手予想はこちら。

 ◎ 伊藤 舞 世界陸上7位 2時間29分48秒

 ◎ 福士加代子 大阪国際女子マラソン優勝 2時間22分17秒

 ○ 田中智美 名古屋ウィメンズマラソン 2位 2時間23分19秒

 △ 吉田香織 さいたま国際マラソン2位 2時間28分43秒   

 △ 小原 怜 名古屋ウィメンズマラソン 3位 2時間23分20秒

 

 伊藤、福士、田中の3人でほぼ決定ってところでしょうかね…

 すんなりいくといいんですが。

 

 ただ、正直なところこの5人の中でタイムが一番よろしくない伊藤の内定というのがちょっと気がかりではあるんですがね。世界陸上内定組での五輪本番での不調もありますし。まぁ、先日の大阪国際女子マラソンのハーフの部で優勝し調整を図っているということで期待はしたいと思いますが…

 

 とにかく発表を楽しみにしたいと思います。