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昭和の大横綱 北の湖逝去

 大相撲の第55代横綱で、日本相撲協会の理事長を務める北の湖敏満氏(本名・小畑敏満)が九州場所13日目の20日午後6時55分、直腸がんによる多臓器不全のため福岡市内の病院で急逝した。62歳だった。(日刊スポーツ)

 場所中にとんでもない悲報が入ってきましたね。

 1967年初場所で13歳で初土俵を踏み、十両、幕内、三役昇進の最年少記録(当時)をつくり、1974年には21歳2か月での史上最年少での横綱昇進。その後ライバル輪島との輪湖時代を築き、1985年初場所中に引退。通算優勝回数24回、全勝優勝7回。大横綱という呼称がふさわしい力士でした。

 近年では相撲協会の理事長として仕事をしていましたが…理事長時代には時津風部屋力士暴行死事件がおこったり、大相撲力士大麻事件に弟子の白露山も関わっていたりとなんかトラブル続きだった感じがしてます。

 理事長を辞任していた時期にも大相撲八百長事件などがあったり、相撲協会の膿を洗い出す時期だったということでしょうかね。そのなかで2012年に理事長に再選。逝去するまで現職として仕事されてました。

 

 私が力士北の湖を認識したのは残念ながら晩年になってからで、ちょうど千代の富士横綱に上がってウルフフィーバーの中で千代の富士に分が悪い先輩横綱という残念な扱いでしたが…それでも偉大な横綱で会ったことは事実です。たまたまとはいえ強い時期の北の湖を見ることができなかったのが残念ですが。

 

 さて、次の理事長は誰になるのでしょうかね?貴乃花という声もありますがまだまだ早いとは思いますし、当面はナンバー2である事業部長の八角親方(元横綱北勝海)が代行→正式選出になるのではないかと思いますが…どうなるのでしょうか。

 

 最後になりますが、ご冥福をお祈りいたします。