藤井聡太四段 28連勝で記録に並ぶ
将棋の最年少棋士・藤井聡太四段(14)は21日、大阪市の関西将棋会館で行われた王将戦予選で澤田真吾六段(25)に99手で勝利した。自身の持つデビュー以来の連勝記録を「28」に伸ばし、神谷広志八段(56)が1986―87年度に作った歴代最多連勝記録に並んだ。新記録樹立がかかった次戦は26日の竜王戦本戦一回戦。増田康宏四段(19)と対局する。(読売新聞)
ということで、ついに神谷八段の記録に並びました。
それにしてもすごいことですな。
デビュー戦で昨日引退となった加藤一二三九段との63歳差の対局を制し、そこを皮切りに28連勝。28勝目の澤田六段はB級2級で公式戦連勝中に一度千日手でやり直しとなった相手だったりしてます。今回は厳しいな…と思ってたのですが、よくクリアできました。
ところで、これまでの対戦相手はというと…
1 加藤一二三九段 フリー
2 豊川孝弘七段 C級1組
3 浦野真彦八段 フリー
4 浦野真彦八段 フリー
5 北浜健介八段 B級2組
6 竹内雄悟四段 C級2組
7 有森浩三七段 フリー
8 大橋貴洸四段 C級2組
9 所司和晴七段 フリー
10 大橋貴洸四段 C級2組
11 小林裕士七段 C級1組
12 星野良生四段 C級2組
13 千田翔太六段 C級1組
14 平藤真吾七段 C級1組
15 金井恒太六段 C級1組
16 横山大樹アマ アマ
17 西川和宏六段 C級2組
18 竹内雄悟四段 C級2組
19 近藤誠也五段 C級1組
-- 澤田真吾六段 B級2組
20 澤田真吾六段 B級2組
21 都成竜馬四段 C級2組
22 阪口悟五段 C級1組
23 宮本広志五段 C級1組
24 梶浦宏孝四段 C級2組
25 都成竜馬四段 C級2組
26 瀬川晶司五段 C級2組
27 藤岡隼太アマ アマ
28 澤田真吾六段 B級2組
次 増田康宏四段 C級2組
(対戦相手の右側に記載のクラスは76期の順位戦クラス)
実のところB級1組以上の棋士とは当たっていなかったわけで。これからはタイトル戦の本戦が始まるので途中では痛いということになるかもしれませんが…どうなることでしょうか。
次の対戦相手は増田康弘四段。実はこの棋士も中学生棋士になる可能性が高かったのですが3段リーグの1期抜けを逃して5人目の中学生棋士になれなかった男であります。
また、この増田四段、前々期の竜王6組トーナメントを準優勝し竜王5組に昇級し、今季は5組優勝で6組優勝の藤井四段に立ちはだかる形となりました。
ぶっちゃけC級2組の四段相手と思ってましたが、ある意味因縁の相手…ということで意地を見せてくるかもしれません。
いったいどうなることでしょうか。
次の対戦も期待します。