平成29年野球殿堂入り発表
公益財団法人野球殿堂博物館は2017年1月16日、館内野球殿堂ホールにおいて「平成29年 野球殿堂入り記者発表」を開催し、5氏の野球殿堂入りを発表しました。
競技者表彰委員会・プレーヤー表彰からは伊東勤氏が、エキスパート表彰からは星野仙一氏、平松政次氏が、新たに殿堂入りとなりました。また、特別表彰委員会からは故・郷司裕氏と故・鈴木美嶺氏が、新たに殿堂入りとなりました。
ということで、5名の方の野球殿堂入りが決まりました。
さて、この野球殿堂の殿堂入りの表彰基準は3種類ありまして…
【競技者表彰】
(1) プレイヤー部門
プロ選手で、引退後5年を経過してその後15年間(ただし2009年は経過措置として4年延長)の者(つまり、引退後20年以内の者)。ただし満65歳以上の者や故人は5年経過しておらずともよい。
(2) エキスパート部門
引退した監督、コーチ、審判で引退後6ヶ月以上経過している者。 上記プレーヤー部門の有資格者だった者で、引退後21年以上(2009年は4年延長)経過した者。
【特別表彰】
アマチュア野球の競技者を対象に、選手は引退後5年、監督、コーチ、審判員は引退後6ヶ月を経過している者。プロフェッショナル、アマチュアの組織または管理にかかわり野球の発展に顕著な貢献をした者、あるいはしつつある者。なお、2002年度と2003年度は、新世紀特別表彰として、20世紀の日本野球界の基礎作りに大きく貢献した野球に縁のある著名人に対する表彰も行われた。
とにかくおめでとうございます。
まぁ、競技者表彰はわれわれもなじみがある方々ですので説明は省略。
特別表彰のお2方の功績はと言いますと…
・郷司裕氏(2006年没)
アマチュア野球審判。2000試合以上でマスクをかぶる。
1965年~1975年まで春夏11年連続決勝戦の球審をつとめる
・鈴木美嶺氏(1991年没)
1955年にプロ、アマ合同の規則委員会が発足した際、プロ、アマで別々だった公認野球規則の一本化に携わる。
まだまだ偉大な方はいらっしゃったということで、表彰されたことお祝い申し上げます。
ただ、特別表彰の方々はどうしても個人が多くなってしまうのがちょっと残念ですよね。生前にあげられる方は是非あげて欲しいものです。
あとはエキスパート投票で気になったのが何名かですが…。
次点以降がこの方々。
原 辰徳 62票
権藤 博 59票
R.バース 40票
土橋正幸 30票
田淵幸一 29票
大沢啓二 26票
なんとか大沢親分には殿堂入りして欲しいんだけどなぁ…。
どうかひとつお願いします。