2016年の漢字は「金」
2016年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれ、世界遺産・清水寺(京都市東山区)で12日、森清範貫主が揮毫した。
日本漢字能力検定協会が1995年から公募し、今年で22回目。「金」は15万3562票のうち、最多の6655票を獲得した。(読売新聞)
ということで、「金」が4年ぶり3度目の今年の漢字に選ばれました。
高校野球だったらかなりの強豪校的な数字ですね。漢字だけど。
今年の漢字については昨年も書かせていただきましたが…
五輪の年に「金」ってのはどうかって気にもなるんですよね。
1996年(アトランタ)…「食」 3個
2000年(シドニー)…「金」 5個
2004年(アテネ)…「災」 16個
2008年(北京)…「変」 9個
2012年(ロンドン)…「金」 7個
2016年(リオデジャネイロ)…「金」 12個
金メダルが一番多かった2004年が「災」なのに、一番多い年でもない3大会のときに今年の漢字に「金」が選ばれるってのはどうか…とも思いますが。逆に悪い漢字ではなかった。無難な年だった…そんな感じで悪くなかったのではないか…とも思います。
まぁ、今年の漢字がまたも金ということで、「芸がない」だの「ネタ切れ」などと言う言葉もありますが、公募を行い、最も票を集めた漢字であるため、どっかのユーキャンだかイエスウィーキャンだかがやっている流行語大賞なんてモノよりはよっぽど世論を反映しているんじゃないかとおもいます。
とりあえず今年はそこまで悪い年でもなかった…ということでいいんじゃないかと思います。
来年はいい年になるよう祈るばかりであります。