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とりあえずてきとーに。

ファイターズ吉川、石川慎吾とジャイアンツ大田、公文のトレードが成立

 本日11月2日(水)、北海道日本ハムファイターズ吉川光夫投手(28)石川慎吾外野手(23)と、読売ジャイアンツ公文克彦投手(24)大田泰示外野手(26)のトレードが成立しましたので、お知らせいたします。(ファイターズ公式)

 

 いや、びっくりしました。

 吉川光夫投手と言えばファイターズの左のエースとして2012年に優勝の立役者となり最優秀防御率のタイトルとベストナイン、そしてMVPを獲得。また、鶴岡慎也と組んでの最優秀バッテリーも獲得し、ここからファイターズのエースとして覚醒した…かと思われたのですが、翌2013年には7勝(15敗)、2014年には3勝(4敗)と低迷。2015年は11勝(8敗)と復調したかと思われたのですが2016年は7勝6敗。途中に抑えになったりもしたのですが…ここに来てトレード。11勝したってことで復活を待つのかと思ってましたが、意外でした。

 ファイターズのトレードは相手が希望してファイターズ側が飲めればGOというのが原則。すなわち、ファイターズのフロントが吉川と慎吾を出すことにGOサインを出したということなんですよね…。石川慎吾については鎌ケ谷卒業という見方もできるのですが、吉川については放出しないクラスではなくなってしまったというのがさびしい限りであります。

 

 両選手のコメントがこちら。

 

吉川光夫選手

「10年間、ファイターズには本当にお世話になりました。また、ファンの皆さんに対しては感謝の気持ちしかありません。新しいチームでも全力で頑張る。そのことしか今はありません。これからも応援していただければうれしいです」

石川慎吾選手

「驚きましたが、プラスに考えています。北海道のファンのみなさんには感謝してもしきれない。先輩後輩と離れるのは寂しいけれど、こういう世界なので、活躍して再会できるのが恩返しだと思っています。新しいチームでも自分らしいプレーを見せたいです」

 

 両選手の読売での活躍をお祈り申し上げます。

 

 来るのが大田泰示公文克彦の2選手。

 正直なところ公文投手については殆ど情報を持っていないんですよね。ただ、若い左投手…これから成長する余地があるので期待したいと思います。

 大田泰示選手については…8年前に第90回全国高校野球選手権大会の北神奈川予選決勝(慶應義塾vs東海大相模を観戦していたので、ネタにさせていただいておりました。

 

zawa.seesaa.net

 このときの試合は延長13回の死闘であり、神奈川県の高校野球の歴史上でも屈指の名試合だったと思うのですが、大田泰示は先制のホームランを打ったあと3打席連続で敬遠。延長13回にはリリーフとして登板し、二死二塁から福富裕(慶應大→現日本生命)にタイムリ三塁打で点を取られ、さらに山崎錬(慶應大→現JX-ENEOS)に右翼席に2ランを叩きこまれ敗戦投手になったことを覚えております。もう大田泰示vs慶應義塾という試合でした。

※ このとき大田泰示の次を打っていたのが角晃多(ロッテ→現武蔵ヒートベアーズ)だったことも良く覚えております。

 

 それだけにプロ入りしたときは非常に期待していたのですが…期待が大きすぎたのかちょっと残念な状態となっていたのが気にかかってました。

 右投げ右打ちの大砲ということではファイターズでは中田翔とかぶる部分も多いのですが、なんとか覚醒して欲しいところです。

 

 両選手のコメントがこちら。

 

大田泰示選手

「入団して8年間、一軍ではいい成績を残すことができなかったのを悔しく思っています。北海道で活躍する姿を、みなさんに見ていただけるよう頑張るだけです。」

公文克彦選手

「4年間という短い間でしたが、巨人軍ではお世話になりました。環境は変わりますが、日本ハムで野球を続けられることに感謝し、頑張っている姿を見てもらいたいです。」

 

 ファイターズでの活躍、期待しております。