ファイターズ 4選手の引退発表
北海道日本ハムファイターズの米野智人捕手兼ファームバッテリーコーチ補佐、荒張裕司捕手、須永英輝投手、大塚豊投手の4選手が今シーズン限りで現役引退の意向を固め、10月30日(日)に札幌・豊平区の球団事務所で記者会見を開きました。須永、大塚両投手は来シーズンからチームスタッフ(打撃投手)に就任することも発表。米野捕手兼ファームバッテリーコーチ補佐は、ファームバッテリーコーチ補佐も退任します。会見の最後に木田優夫GM補佐から各選手に花束が贈られました。(ファイターズ公式)
先だって須永、大塚両投手の戦力外通告の話があり、 またドラフトで想定外の9選手の指名があったということで、こんなことをツイートしてました。
(4) 今回9名指名したことで支配下枠があふれてしまうことになりますが…そこは仕方ないことと思います。出逢いも別れも受け入れながら、全て愛に換えて進んでいきたいと思います。(終)
— ざわ (@zawayoshi) 2016年10月21日
追加の発表がありました。今度は戦力外通告ということではなく、現役引退ということで、事前に両選手からの話があったのかと思われます。
以下、それぞれの選手のコメントです。(球団公式より転記)
・米野智人捕手兼ファームバッテリーコーチ補佐
「1年ではありましたが、栗山監督には家族のように接していただき、若手を育成していくチームにあって自分のような選手と契約していただいたことに感謝しています。17年間ほとんど2軍暮らしでしたので、もう少しいい選手になれたらよかったのですが、様々な人と出会い、3球団にプレーできてありがたい気持ちでいっぱいです。地元、札幌の球団でリーグ優勝、日本一のチームで野球人生を終えられたことは本当に幸せなことです」
1年間だけでしたがファームの面倒を見ていただきありがとうございました。
コーチからも離れて退団ということになってしまうのが残念ですが次の場でも活躍をお祈りしております。
・荒張裕司捕手
「入団以来一度も一軍でプレーできず、こんな選手を7年間も面倒みてくれた球団に感謝の気持ちしかありません。プロ入り前に四国アイランドリーグにいて、ファイターズに入れたのもアイランドリーグが導いてくれたこと、入るきっかけをくれたことにも感謝しています。悔いはありますが、この先の人生の方が長いですし、来年消防庁の試験を受ける予定なので、この決断がよかったと思えるように頑張っていきたいと思います」
一軍出場こそなかったものの、ファームの捕手としてチームを支えていたことは鎌ケ谷にいたファンはみな知っております。
ファイターズの表舞台に立つことはありませんでしたが、 次の消防士という舞台で活躍されることをお祈りします。
・須永英輝投手
「このたび引退してチームを支えていくことを決めました。温かいご声援ありがとうございました。ファイターズには8年半お世話になり、1年目から先発として使ってもらいながら、プロのレベルの高さを感じてなかなか結果を残すことができませんでした。今度はスタッフとして少しでも貢献していきたいと思います。なかなか活躍できず悔しさはありますが、自分で決めたことなので(引退に関して)悔いはありません」
・大塚豊投手
「7年間大卒即戦力として期待していただきながら結果が出ず、悔しさが残りますが、これからは裏方としてしっかりサポートしていきたいと思います。入団してすぐ右ひじを手術して1年ちょっと野球ができなかったわけですけれど、一軍で初めて投げた旭川の登板が鮮明に残っています。すばらしい環境の中で野球をさせていただき、人間的にも成長させていただきました。今はすっきりした心境です」
須永、大塚両投手につきましては以前に書かせていただきました。
こちらの記事の中ではまだ進路が決まっていなかったため、 このあとの進路はまだ未定ということですのでまだまだわかりませんが、次に進む道でいいことがあることを祈っております。という記載をしてましたが、両選手とも打撃投手に就任することが決まりました。
現役時代とは違った形で、チームに貢献してくれることを祈っております。
改めてですが、本当にお疲れ様でした。