北海道日本ハムファイターズ 10年ぶりの日本一
《SMBC日本シリーズ2016》第6戦がMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島で行われ、北海道日本ハムファイターズが10-4で広島東洋カープを下し、対戦成績を4勝2敗として優勝を飾りました。日本シリーズ制覇は1962年(前身の東映フライヤーズ時代)、2006年に続いて10年ぶり3度目。最高殊勲選手賞には6試合で3本塁打7打点と活躍したブランドン・レアード選手が輝き、優秀選手賞はアンソニー・バース投手、西川遥輝選手、中田翔選手の3名に贈られました。(ファイターズ公式)
当日は仕事が終了後、鎌ケ谷ファイターズスタジアムまでパブリックビューイングに行っておりました。日本一にリーチをかけたところでできるだけ現場に近いところで見たい…そう思い馳せ参じたところであります。
試合は1回表に西川がいきなり初球を叩き三塁打。中島が四球で続き無死一三塁から岡がショートへの内野安打で西川が生還しファイターズが先制。いきなりカープ先発野村から得点と幸先の良いスタート。
しかし、2回裏に先頭の松山のヒット、鈴木の二塁打で無死二三塁。続く小窪が倒れた後の一死二三塁での石原の打席の際に先発増井の暴投で失点。一死三塁からの石原の打球をサードのレアードが後逸し逆転を許してしまいます。
4回表、先頭の近藤がヒット、レアードがショートゴロエラーで無死一二塁。続く田中賢介がライトにタイムリーヒットで同点。大野、増井の代打矢野が倒れて二死二三塁で西川がまたも三塁打。2点追加で再逆転となりました。
増井に代打を出したのでここから継投となるわけですが、ここで出てきたのは鍵谷。4回裏は2四球出しながらなんとか無失点。しかし、5回裏に二死から丸が右中間にホームランで4-3。6回裏は代わった石井が先頭の松山にヒットを打たれ無死一塁、さらに交代した井口が鈴木にストレートの四球で無死一二塁。小窪の犠打で一死二三塁となりカープの2番手ヘーゲンスの代打の下水流がタイムリーで4-4。試合が振り出しに戻りました。
7回はカープ3番手今村、ファイターズ4番手バースが0点で抑え同点のまま8回へ。
8回表、カープ4番手で日本シリーズ全試合登板のジャクソンが登板。杉谷、市川が倒れた二死走者なしから物語が始まりました。
ここからなんと西川、中島、岡と3者連続ヒットで満塁。そこで4番の中田翔。そしてネクストバッターズサークルにはバースの代打と思われた大谷翔平が登場。ここでジャクソンはなんと中田翔に押し出しの四球で勝ち越しを許してしまいます。さらに、大谷のネクストバッターズサークルがダミーであり、そのまま打席に入ったピッチャーのバースがセンター前にはじき返し1点追加で6-4。
とどめがレアード。2球で2ストライクと追い込まれた3球目に左中間スタンドに飛び込む満塁ホームラン。この段階で10-4となり、8回表をビッグイニングにしてしまいました。
8回裏は自分でタイムリーを打ったバースが勢いづいて3三振。9回には谷元が西川龍馬にヒットを打たれるも二死一塁から菊池をセカンドフライに抑えゲームセット。ファイターズの勝利で10年ぶりの日本一となりました。
日本一は10年ぶり…。10年前は森本稀哲選手のご実家であった焼肉絵理花でテレビ観戦してましたのを思い出します。あの頃はまだ子供がいませんでしたが、その後に生まれた2人の子供にファイターズの日本一を見せることができて非常に嬉しいです。
まぁ、ファイターズの日本一を初めて味わったのが私が32歳だったというのに子供達は9歳と2歳で味わったことに対してのヤキモチは多分にありますが、それでもやはり嬉しいです。
ファイターズのチームの選手、監督、コーチ、スタッフ、フロント、球団職員の皆さん。そしてファンの皆さん、本当におめでとうございます。
球団の運営方針上、なかなか連覇することは難しいですが、それでも次の優勝、日本一ができるだけ早く来るようにファンとして応援していきたいと思います。
改めて、おめでとうございます。
そしてありがとうございます。
また来年の活躍をお祈り申し上げます。