ファイターズ ドラフト6位山口 入団拒否か?
日本ハムからドラフト6位指名された履正社・山口裕次郎投手(18)が社会人かプロ入りかの結論を今週中に出すことが23日、分かった。同校の岡田龍生監督(55)がこの日「本人はプロには行かないと言っています。意思は固そうです」と現時点での思いを代弁した。(日刊スポーツ)
とのことです。
山口はドラフト前に家族と話し合いを重ね、指名が4位以下ならJR東日本入りを決断。調査書を届けた日本ハムを含む11球団に対し、意向を伝えていた。
ということで、ファイターズの6位指名はある意味強行指名ということではあったのですが、それでも、ファイターズはファームの試合で出場できない選手は最初から指名しないし、ファームで飼い殺しにする選手を作らない、ファームでは若い選手から使うという意識が徹底されているから、早いうちから試合に出られないまま戦力外ということがほとんどないんですよね。
分離ドラフト解消年から8年間の高卒野手での4位以下の指名選手はというと…
2010年 5位 谷口雄也
2011年 4位 近藤健介
2012年 4位 宇佐美塁大
2013年 7位 岸里亮佑、8位 石川亮
2014年 7位 高浜祐仁、8位 太田賢吾、9位 佐藤正尭
2015年 4位 平沼翔太 8位 姫野優也
太文字は在籍者、赤文字は一軍出場経験者。高校野手については特例でもない限り長く在籍させる傾向はあるんですよね。
※ 分離ドラフトでドラフト下位の概念が難しかったということで分離ドラフトの時期は外しましたが、分離ドラフト最終年の高卒選手は中田翔をのぞき全員いなくなってますね。意図的ではなかったものの印象操作的になってしまったことはご容赦ください。
ともあれ、他の球団よりは下位指名選手にとっていい環境であることは間違いないです。来れば社会人を経由するよりよっぽどいい経験ができると思うのです。
ドラフト指名直後で仲間に胴上げされてこの笑顔を見せていたのが印象的でした。ですが、この笑顔のあとで、入団拒否ですと言われても、なんか裏があるんじゃないのか…そんな気がしてなりません。
邪推に過ぎないんですけどね。
それでも、ファイターズファンとしては山口選手が来てくれることを祈っております。
是非前向きな判断をお願いしたく存じます。
【追記】
最初に投手って書いてあるのに、なんで高卒野手という話で書いてきてしまったんだろう?
話が大きく変わってしまうではないか。
訂正記事を後で書きます。