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元ロッテ監督 山本功児氏逝去

 巨人、ロッテで活躍し、現役引退後はロッテ監督や巨人のヘッドコーチなどを務めた山本功児氏が23日午後1時41分、北九州市内の自宅で肝臓がんのため死去した。64歳だった。(スポーツ報知)

  私が最初に山本功児氏を意識したのは、それこそプロ野球を見始めた頃…1980年頃でしょうか。まだプロ野球チームを読売と阪神と広島と近鉄しか知らなかった頃ですね。ガチャガチャにプロ野球選手の人形が出てくるものがあったのですが、それで読売の背番号44の左打者が出てきたことがありまして、それが山本功児選手でした。

 読売時代は前半は王貞治、後半は中畑清に阻まれ一塁のレギュラーは獲得できてませんでしたが、1983年オフにロッテに移籍し、一塁手のレギュラーをとっていきなり規定打席に達し打率.309で9位。ロッテの中核として活躍したのを覚えてます。

 引退後は指導者として活躍し、1999年から2003年までは千葉ロッテマリーンズの監督として、チームは4位と5位と成績としては低迷していましたが2005年のマリーンズ日本一に貢献した福浦和也、サブロー、里崎智也小林雅英小林宏之の各選手などは山本功児氏が育てたといっても過言ではなかったわけで…チーム成績とは別の側面ではいい指導者だったのではないかと思います。

 

 指導者から引退した後は東京スポーツでコラム(【連載コラム】山本功児 なんとなく幸せ)を書いてました。

 こちらのバックナンバーもまだサイトに残ってますのでご覧ください。

 

 息子である山本武白志選手が昨年のドラフトで横浜DeNAベイスターズ育成選手(育成2位)として入団しました。彼の一軍での活躍を見ることなくこの世を去ってしまったことは非常に残念です。武白志選手にはぜひとも支配下登録され、一軍で活躍するところを功児氏に届けてもらいたいです。

 

 ご冥福をお祈りします。