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とりあえずてきとーに。

野球賭博 高木京介に1年間の失格処分

 日本野球機構(NPB)の調査委員会は22日、都内で野球賭博に関与した巨人高木京介投手(26)の処分について会見を行い、1年間の失格処分が相当とする見解を示した。

 巨人に対しては制裁金500万円。熊崎勝彦コミッショナー(74)が調査委の処分案を受けて裁定を下す。(日刊スポーツ)

 納得いきませんな。

 昨年、野球賭博に関与していたことが明らかになった巨人の福田聡志笠原将生、松本竜也の3元投手は無期失格処分になったわけです。しかし、高木自身はその調査の段階では野球賭博を認めず、今年に入って認めたということで彼らより軽い処分になるということは正直考えづらいです。

 

 1年の失格処分に留めた理由もかかれてますが…

  1. 高木は10日間ほどの間に3、4回に渡って8~9試合かけただけで、すぐにプロ野球賭博を辞めていた
  2. 笠原選手からその後も平成26年及び、平成27年にプロ野球賭博や高校野球賭博、裏カジノを数回にわたって勧められたけど、これを断って野球賭博などをしてこなかった
  3. 笠原選手は積極的に野球賭博に関わっている。福田選手につきましてもAというものが野球賭博常習者と知りながら、Aらとともに賭けマージャンやバカラ賭博をするなどして交際していた。さらに高校野球メジャーリーグの試合にも賭けていた。したがって福田選手も積極的に野球賭博に関わっていたと認められる。松本選手は平成26年にプロ野球十数試合に関して、笠原選手を介して賭けていた。さらに平成27年に高校野球十数試合に関しても、福田選手を介して賭けている。2年にわたって積極的に野球賭博に関わっている。それに比べて高木のかかわり方は非常に薄い。

…と言うことなんですがね。まぁ、その3人と比べたら関わり方は薄いということで軽い処分にしたということなんですが、関わったことには変わらないわけで。逆にこの関わり方で処分の軽重をつけたということは、ちょっとだけ関わったってだけの奴なら軽い処分にしてやるからどんどん申し出てくれといった司法取引的な面が出てきているんではないか…そう思った次第です。追加されたのが高木1人だけだったら無期失格にしたのでしょうが、そうでないであろうことが想像されてしまうわけで。

 

 まだまだ混乱しそうですが…この状態で開幕できるのでしょうか?

 心配です。

 

<追記>

 高木京介投手は22日、1年間の失格処分を伝えられると「同じようなことをしたのに、福田さんたちが無期ということを思うと心が痛い、苦しい。とても自分には野球をやる資格はないと考えていた。予想しなかった裁定で、今はどう考えていいか分からない」と語ったという。(日刊スポーツ)

 

 でしょうね。

 以下に今回の処分が軽すぎるかということを高木自身が話をしているというのがなんとも…