経歴を詐称することについて
報道番組などにコメンテーターとして出演している経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さん(47)が、週刊文春に学歴詐称があったと報じられ、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」を降板することが15日分かった。テレビ朝日によると、本人から番組出演を辞退すると申し出があったという。(産経新聞)
ぶっちゃけて言うと「誰?」なんですけどね。
ただ、いつも経歴詐称の問題で話題になるときに思うのが、経歴って基本的に調査すれば簡単にわかるわけで。たとえば「○○大学に在籍」とかだったらその大学に問い合わせれば調査できますし、まったく誰とも接点が無い人間なんてほとんどいないわけですから、どこかしらでほころびが出てくるんですよ。それなのに、経歴を詐称するってことをしでかした段階で低脳なわけだと思うのですがいかがでしょうかね。
まぁ、この人みたいな非常にありえないパターンは冗談としてのネタになりますがね。
また、その経歴を詐称した人間を使っている側も調査しなかったとか、あえてそのキャラクターを使うということで詐称を知っていながら使ったか…そちらのほうも悪質ではないかと思うわけなんですよ。経歴詐称というドーピングを使って世に出してもてはやして…ねぇ。
何よりも経歴詐称ってことは、これまでの経歴を隠すことであり、自分を隠すとともに隠された経歴の中でつながった人間関係も隠すというわけで…その隠されたキャリアの中で彼とつながった学校、先生、友人その他のすべてのものを否定するということになるわけで。
あまりにも悲しいと思うわけですよ。
経歴詐称は調べられたら確実にばれるわけですので、決してやってはならない…そう思いました。
まぁ、自分の場合はやる必要性は一切無いんですけどね。