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とりあえずてきとーに。

築地で最後のマグロ初セリ 最高値は1匹1400万円

www.nikkei.com

 新春恒例の初セリが5日、全国の主な卸売市場で開かれた。11月に豊洲新市場に移転するため今回が最後の東京・築地市場では、青森県の大間産クロマグロが最高値で1匹1400万円(200キロ)だった。1キロあたりの価格は7万円で、昨年の2.8倍だった。落札者は5年連続となる、すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(東京・中央)だった。(日本経済新聞)

  また「すしざんまい」の喜代村が最高値ですか。しかし5年連続とは恐れ入ります。

 

 ちなみに2007年からの落札額は以下のとおり

 2007年 413万円 重さ206Kg 落札者:つきじ喜代村

 2008年 607万円 重さ276Kg 落札者:板前寿司

 2009年 906万円 重さ128Kg 落札者:銀座久兵衛と板前寿司の共同

 2010年 1,628万円 重さ232Kg 落札者:銀座久兵衛と板前寿司の共同

 2011年 3,249万円 重さ342Kg 落札者:銀座久兵衛と板前寿司の共同

 2012年 5,649万円 重さ269Kg 落札者:つきじ喜代村

 2013年 1億5540万円 重さ222Kg 落札者:つきじ喜代村

 2014年 736万円 重さ230Kg 落札者:つきじ喜代村

 2015年 451万円 重さ180.4Kg 落札者:つきじ喜代村

 2016年 1400万円 重さ200Kg 落札者:つきじ喜代村

※ 2015年までの資料についての引用元:東京・築地市場のマグロ初競り これまでの落札者と最高金額 2015年は?|おでかけガイド-東京版

 

 2006年以前の落札者の資料がない(探したけど不明と書かれてる)ので、たぶん2007年からは落札者の公表があり、それによる宣伝効果で一気に落札額が上がった…というのが私の見方です。翌2008年からは一気に落札額が暴騰し、2013年には1億超えを果たし、さすがにそこから板前寿司が敬遠して2014年に暴落しようやく従来の価格帯に戻った形になりました。

 しかし、それでも1400万円つけて来るつきじ喜代村の執念は恐るべしであります。

 

 そうそう、朝の日本テレビのスッキリで加藤浩次氏の「宣伝も考えてですよね」というツッコミに対し木村清社長は「お客さまにおいしいマグロを届けたいだけです」っていってたけど…まぁ、商売人の矜持なんでしょうな。経営者としての本音を言えば宣伝的な部分もなければ出せないもあるだろうけど、そこ言っちゃいけないってのはわかります。

 話題提供ありがたいですね。

 

 さて、築地市場も今年で終わり。場外は残りますが市場自体は豊洲にいてんという事で…実は毎年12月の末に実家の両親と一緒に市場内に念書のための魚介を買いに行ってたんですよね。昨年末は所用のために行けませんでしたが…残念です。

 機会見つけて築地市場に行きたいと思います。