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ざわぶろぐ

とりあえずてきとーに。

民法の夫婦同姓規定について ちょっと友達と話してみた件

  一昨日に「民法の夫婦同姓規定について最高裁で合憲の判決」というエントリーを書かせて頂きました。

zawa.hatenablog.com

 そのあとちょっと思った事がありましてfacebookで愚痴ってみたところ、色々なところから意見を頂いたので、ちょっと書かせて頂きます。

  実際に書かせて頂いたのはこんなコメントでした。

 

 民法の夫婦同姓の件で夫婦同姓を違憲だと言っている人間に対してモヤモヤしている理由が、「夫婦同姓じゃないといけないってのは時代に合わないのが分かってるのになぜ違憲じゃないの?」って論調が現行の民法で納得して同姓で結婚している夫婦を無意識に馬鹿にしてるんじゃないかと思うわけで。

 自分が言ってる事が正しいと思っているから無自覚なんだろうけどね。

 

 前述もしてますが、「選択的夫婦別姓」に関しては基本的に反対しておりません。ただ、それも「そういう希望がある人が増えてるんだから、選べる様になってもいいんじゃないの?」って程度です。で、マスコミの報道も「民法の夫婦同姓既定が違憲だ」って人の側しかほとんど報道しないので夫婦同姓規定に納得している人の話が出てこないんですよね。で、夫婦別姓規定に納得している人がマイノリティーかと思いきやそうでもなかったというのが今回の感想でした。

 

 で、意見を抽出。

 結婚だって契約の一形態であることに変わりはないし、そこを勘違いして(平等、個性、人権、イエ~イ(・∀・)!)なんもかんも開放したらどんな状態が待っているか。行き着く先には、親じゃなくて国が子供の面倒をみることになってるかも。たしかに法律は自己中(ビジネス含む)のおもちゃに成り下がってきてると思う。^^;(男性)

 

 馬鹿にしてるわけではないと思うけど,,,,一般的に名字が変わるのは女性が多いのに、○○くん(私)が声をあげるとは(^-^)私もどちらでもよいし、こんなに、憲法問題にすること?と。でも、子供は、どーするんだろうね?

 うちはかみさんが同姓容認だから、そう言うかみさんみたいな人の存在を否定したがるような論調は赦したくないのよ。選択性夫婦別姓はわかるけど、「現行の法律が違 憲」という論調には加担したくないわけで。(私の返答)

 わかるわ。違憲って!?って、ビックリするわ(^-^)(女性)

 

 時代遅れの決めつけも「え?!?!」と思ってるよ。別姓が「進んで」いるですか。。。 同じ名字になるのが結婚だと思うんだけどな。嫌なら結婚しない自由があるわけだし。 何より子供は??てのが考えられていない気が。私は(離婚していないのに)娘と違う名字はやだし、夫が違っていいと言ったら「薄情者!」と言って詰ってしまうよ。この感覚が家族観てところかな、と思っている。(女性)

 

 なんか男性女性完全に意見が別れてるかと思いきや、そうでもなかったという事がわかりました。

 

 で、法学に詳しい友人に突っ込まれた点があったんで、そこを書かせて頂きます。

 

 同姓容認の人も別姓にしたい人もどちらも許容する制度にしてください、って話だと思うんですが…。「同姓の強制が違憲」という話で「同姓制度が違憲」という話じゃないんですけどね。その辺りわかりにくいかもですね。

 民法の条文自体に違憲という形を持ち込もうとしたのが戦術的に失敗だったと思うんですよね。民法の条文を違憲とレッテル貼りするよりも、憲法において別姓も認めるかどうかの司法判断と言う形に持ち込めば話は変わったんじゃないかと思うわけなのよ。 推測ですがね。(私の返答)

 それは無理なんですよ。そのやり方は抽象的違憲審査制なので、日本の違憲審査では認められないんです。日本の最高裁は、具体的事件の判断に必要な限度でしか違憲審査できない(付随的違憲審査制)んで、元からできない相談だったということです。

 もっとも、社会運動としての主張からすれば、他のやり方もあるとは思います。といっても、法制審議会答申に盛り込まれてから20年放置されてきたものがそんじょそこらの社会運動でどうにかなるとは思えませんけれど。

 

 日本の違憲審査で私が書いたような方法は駄目だというのは初めて知ったので、まぁ原告団の戦術は間違っていなかった…というかそれしかなかったというのはわかりました。

 でも、その戦術で敗訴したなら、あとは民法を改正するという流れを如何に作るか…という事にしなきゃいかんとは思うんですがね。司法に対して喧嘩売っても仕方ないと。

 

 ただその中でもこんなニュースがありました。

 

www.nikkei.com

 夫婦同姓を合憲とした最高裁判決を受け、与野党で17日、結婚の際に夫婦同姓か別姓かを選べるようにする「選択的夫婦別姓制度」をめぐる発言が相次いだ。

 自民党の法務部会では、同制度の導入の是非を含め「夫婦の姓のあり方を幅広く議論すべきだ」との声が相次いだ。一方で「制度に反対とした公約を過去に掲げていたことも踏まえるべきだ」との慎重意見も多く出た。

 公明党山口那津男代表は記者会見で「今後、国会で議論がいっそう深められるよう努力していきたい」と語り、同制度の導入に意欲を示した。

 民主党岡田克也代表は記者会見で「選択的夫婦別姓についてもう一度法案を国会に提出したい」と述べ、来年1月召集の通常国会に選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を提出する考えを示した。民主、共産、社民3党は今年の通常国会で同法案を提出していた。(日本経済新聞)

 

 まぁ、国会でも話し合いをするような流れができそうだという事で、ちょっとは話が進んだというところで満足できませんかね?

 満足する気も一切ないと思うんですけどね。