ざわぶろぐ

とりあえずてきとーに。

野球賭博 巨人3選手は無期失格に

 結局、福田聡志笠原将生、松本竜也の3選手は無期失格処分となりました。

2015年度 失格選手(NPB公式)

  しかし、こんなシンプルな機械的な書かれ方にこの件の深刻さが感じられます。

  今朝方、読売球団が3選手に対しての契約の解除をする件について書きましたが、そのなかで、

「あとはコミッショナー裁決でどうなるか。野球協約180条(野球賭博行為、野球賭博常習者との交際の禁止)では野球賭博行為などがあった場合、コミッショナーが当該選手を1年間または無期の失格処分にすると定めているわけですが…。全員が失格処分になるという可能性もあるし、混乱をさけるために1人を無期限の失格処分にし、2人を1年の失格処分にするという可能性もあるわけで…その点はコミッショナー裁定を見てみたいと思います。」

 なんて甘っちょろい事書いていたのですが、結局3人とも無期失格処分…その点についてのも調査報告書NPBから公表されてますが…やはり介入していた人間が野球賭博常習者と知りつつ自分も野球賭博をしていたということで、誘われてやった松本選手が軽く思えますが、それでもデッドラインを超えていると言う事で無期失格ということになったようです。

 

 ちなみに、ちょっと調べたら出てくるのですが、過去に失格選手となったのは…1969年の黒い霧事件永易将之池永正明与田順欣益田昭雄小川健太郎、森安敏明の6選手(池永選手は35年後に復権)、1971年に失踪事件を起こした高山忠克、1974年に同じく失踪したバール・スノー。そして1974年に犯罪行為を起こして逮捕された小林浩二。最後に失格処分が行なわれてから41年ぶりということになるわけで。

 異常な事態だったと思わざるを得ませんな。

 

※犯罪行為で失格処分という話がありましたが、あくまでも現役中という条件がありそうです。それ以上はあえて言及を避けますが…

 

 とりあえずこの件に関してはこれで落着という事になると思いますが、再発防止を読売だけでなく、各球団も徹底してもらいたいものです。