ざわぶろぐ

とりあえずてきとーに。

プロ野球 クライマックスシリーズについて

 2015年日本シリーズがいよいよ10月24日から始まります。

 それに先立ち、セ、パ、両リーグのクライマックスシリーズ(以下、CS)が開催され、それぞれ1位チームだった東京ヤクルトスワローズ福岡ソフトバンクホークスが順当にCSを通過し、日本シリーズに駒を進めました。

 

 

 ここで出てくるのはやはりCSの是非。極端な話、「ペナントレース143試合で1位になったチームが日本シリーズに出られない可能性があり、勝率5割を割っていても、日本一になれてしまう可能性がある制度」だったりしていることがあるわけで。

 確かに半年間のペナントレースがいったいなんだったんだという声が出るのもわからんでもないわけです。

 

 結論からいうと、私自身はCSの存在は賛成なんですよね。なんだかんだで盛り上がるんですよ。

 CSがなかった時代、各リーグとも優勝が決定した瞬間、それ以降のすべての試合が消化試合となりました。ちなみに、両リーグの最速優勝決定はセリーグは9月8日(1990年、巨人)、パリーグは9月19日(1964年、南海と1995年、オリックス)。ざっと1ヶ月近く消化試合があったわけです。

 しかし、CSの制度があれば、3位以内に入るための争い、上位3チームが離れてたとしてもCSの主催権をかけた争いがあるため、ペナントレースも比較的長く盛り上がります。

 また、CSの試合自体も、日本シリーズに行ける、行けないのギリギリのところでヒリヒリする勝負が行なわれ…なんだかんだで名勝負ができやすい土壌はあると思ってます。

 

 1位チームにしてみれば溜まったもんじゃないと思われるでしょうが、実のところ2007年からの9回で1位チームが日本シリーズにいけなかったのってセが2回(2007年、2014年)、パが1回(2010年)と18回中3回のみなんで、ほぼ順当に行くわけですし…決して悪くないんじゃないかと思うんですがね?

 

#但しパリーグに関しては2004年から2006年のプレーオフも含めると1位チームが日本シリーズにいけなかったのが3回(2004年、2005年、2010年)で、そのいけなかったチームが福岡ソフトバンクホークスだけで1位6回で3回行けなかったとなったら、そりゃホークスファンはCS反対だろうな…と思うわけで。

 

 今年は波乱なくセパ1位同士の日本シリーズとなりました。

 モヤモヤした気分もなく楽しめればと思います。